昨日観た映画

 昨日観た映画にあったショックなシーンを引きずっている。

初めて、観るのを途中で止めたくらい私にとっては苦手な雰囲気だった。

おじいちゃんを介護する息子が、上手くサポートできずに手をあげるシーンで

おじいちゃんが子どもみたいに泣き出す表情が、声が、演技だと分かっていても頭にこびりついて離れない。

ハッピーエンドなら、最後まで観た方がいいだろうかと思って先にネタバレを調べたけどどうやら違うみたいなので、ネガティブな気持ちだけが残った。

ここに綴ったら、またいつか思い出してしまうかもしれないと思ったけど、一人で考えている方が苦しかった。

年配の人に、私はやさしくしたいのだなと思った。今歩いてるこの道を、必死に作ってきてくれた人のことを尊敬している。

普段の仕事でもお年寄りの人とたくさん関わっていて、憎たらしい人間だってそりゃあいるけど、そんなのは反面教師に過ぎなくて、自分にとって守りたいものが少し見えた気がした。

ちょっとでも前向きに捉えないと、フィクションだけどフィクションじゃないことを思ってその世界から抜け出せなくなってしまう。

今にも泣き出しそうになるが、今この瞬間を作っていくことだって私達の使命であるから、へっぴり腰でいられない。

何かもっと、歴史とかちゃんと勉強してきたらよかったなぁと思う近頃です。

別に今からだって遅くはないけど、大人達がお寺とか神社とか美術館へ行く理由が、私も大人になってやっとわかったの。

あまり大きなことばかり言いたくないけど、護れるように強くなりたいと思う。






p.s.

ネック折れで修理に出していたアコギが我が家に帰ってきました🥲

工房のある天満は何度歩いても、新しく素敵なシーンを見つけることができて、ひっそりと好きな街。

引き取りに向かう道中、嬉しくて浮き足立っていた

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