さらさら

男女問わず他人にはちゃんと興味があって、それでも恋愛感情というのは今まで一度もリアルタイムで誰かに感じたことがなく、それに焦っていない自分に焦ってるみたいなところが最近はあったけど、別にそれはそれでいいんだと思った。恋愛ごっこがひとつの娯楽みたいになっている中で、本物の愛ってなんだ、ということは私にとっていつも音楽や映画や本の中にあった。無機質な性格だと言われるのは、きっとその為じゃないか。だけど映画なんかは特に、ハッピーエンドじゃなきゃ観ていられないのに。(バッドエンドは心が痛むやん)

全部理屈で示してくれるなら、あなたの言うことを理解してあげないこともないと私は謎の上から目線で、実を言うと少し蔑んでもいた。見返りを求めるなら、そんなの愛じゃないし恋ですらない。ただの勘違いだと言い切れる。私があなたを好きにならないように、私もあの人から好いてもらえない。そんなとこだろう。夢の中では懐かしい中学の同級生が、私の手を引いた。一度も喋ったことがないまま終わったのに、なぜか今更夢に出てきた。多分この間母校に遊びに行ったからだな。今はどこでどうしているのか、あまり興味はなくなっていた。

画像加工したら、ホラーみたいになったよ