悪文

忙しい、とそう口にするのは能力がないことを自ら露呈するみたいで嫌だった。抑自分で選んだことだし。言い訳にならない言い訳ナンバーワン、必死に短所を隠そうとする、こんなところがあの人そっくり。
御堂筋線を歩きながら気がついたら真顔で泣いていた。こんなんばっかりやな、と思いながら。
 


頑張ってる人が好き、ってそう思ったのは朝の帰り道、始発電車の中 サラリーマンの姿を見て何か、私ももっと頑張ろって思えたんだ。単純

でも好きな人だったら結局腐っても愛しいんだよな、とも思った。
この甘い性分が人から「優しいね」なんて言われがち。何も生産性がないのに、そんな風に言ってくれる君が一番優しいことを知ってるよ。
優しさっていうのを溜め込んだ体内は煤けて真っ黒である実態。










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友達だと思っていた。これを裏切りと捉えようものなら私の心がきっともたないくらいに。故にまた許そうとする。思考停止しちゃうから本当に馬鹿。

でも、バカなふりをしてたら本当にバカだと思い込む馬鹿な奴がどうしても苦手なんだ。想像力のない人間っている。(「お前のそういうところが良くないんだ」って怒られる)





対等に付き合えない友達なら要らない。そう思った。そっと距離を置く、こちらから離れる。すぐにそう出来たならどんなにか楽だろう。


どんな階級の人とも割かし上手くやれていたような中学時代を思い出す。
そんな風に愛でられることをいつまでも喜ぶ従順な私じゃないの。
だけど、やっぱりこの立ち位置が楽みたい。


どこか俯瞰したお化けみたいな子どもだった、中3の時担任に「あんたは絶対腹黒い」って言われて、よくわかってるじゃんと思ったことがある。心の中で、人を人とも思わないような最悪な性格が、あの瞬間にはもう出来上がりつつあったのだろうか。
正直、誰に何を言われても平気だった。好きな友達が少ないけどちゃんといたし、大人になるって優しくなることだと思っていたから何も怖くなかった。今は、わからないけど。




こんな風に、時に自傷行為のように文章を綴っては残していこ!だって言葉だけは誰にも奪われることはないから。「奪われた」と思うことがあるとしたらそれはきっともう最初から自分のものではなかったということになる。




















以上。















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